マグビルドって1歳でも楽しめる?遊び方や誤飲・事故等の安全性はどうなのかレビュー【対象年齢3歳以上】

マグビルド 対象年齢3歳 1歳でも大丈夫?
とと

どうも、子ども用のおもちゃで子どもよりも遊びがちなととです。

SNSでも話題のキットウェルのブロック遊びのおもちゃ「マグビルド」

このおもちゃ、対象年齢は3歳以上となっていますが、1歳児に与えるのは早いのでしょうか?

また、幼児のおもちゃということもあり、遊び方だけでなく安全性も気になるところです。

この記事を読むと分ること

1歳児はマグビルドでどのように遊ぶか?

1歳児には難しいマグビルドの遊び方は何か?

1歳児にマグビルドを与えて危険性は無いか?

目次

マグビルドとは

マグビルドは様々なサイズの四角、三角のマグネットの入ったブロックをくっつけることで立体図形をはじめとする色々な形を作ることが出来るブロック遊びの玩具です。

また、同シリーズの「マグビルドスロープセット」では玉を転がす道を作ることができ、オリジナルのピタゴラ装置を組み上げるような遊び方も出来ます。

対象年齢表記は【3歳以上】

さてこのマグビルド、対象年齢は3歳以上と設定されています。

対象年齢は通常安全面や、どの年齢からなら満足に楽しむことができるか等の要素を総合的に判断して決められていますが、これが3歳以上ということは、やはりそれ未満の子どもにとっては危険を伴ったり、楽しめなかったりするのでしょうか?

今回は1歳男児にマグビルドをプレゼントした我が家の例をご紹介し、1歳児にマグビルドを与えるのってどーなの?という疑問にお答えします!

1歳の誕生日にマグビルドを与えてみた

わたくし、これ系のブロック玩具がめちゃくちゃ好きでして、子どもの頃はもちろん、今でも見ていると心躍るし、遊んでみたくなるんですよね。

出典:キットウェル(公式)

…というわけで、子どものため半分、自分のため半分で対象年齢を大きく下回ってるけどゴリ押しで我が子に70ピースのマグビルド(ベーシックセット)を与えてみました。

果たして楽しむことは出来るのか?安全面は大丈夫なのか!?

ちなみに、大の大人がベーシックセットの全70ピースを使って作例を作ってみた記事もあるのでご参考にどうぞ。

1歳児のマグビルドの遊び方

結論から言うと、難しいこともありつつも1歳児でもマグビルドは色々な遊び方が出来ます。親が提示して定着化した遊び方もあれば、子どもが自ら考案した遊び方もあります。

子どもは皆遊びの天才ですから、以下でお伝えするうちの遊び方以外にも色々な遊び方を見出してくれるかもしれません。

親が作った建物を破壊する

パッケージに載っているような建築物や立体図形を作るのは難しくても、破壊は1歳児でも出来るわけです。

うちの子はマグビルドでも積み木でも、親が高く積み上げたものを一気に破壊するのが大好きな破壊神なので初期の頃は専ら「破壊あそび」を嗜んでいました。

――全ての存在は、滅びるようにデザインされている。

トミカの駐車場遊び

マグビルドで作った駐車場

前述の「破壊あそび」がある程度マンネリ化したタイミングで定番になったのが「駐車場あそび」です。

うちの子はとにかく車が大好きで、トミカもいくつか所有しているのですが、色んな形の駐車場を親が作ってあげるとそこにトミカを並べて悦に入ってます。

マグビルドで作ったトミカ駐車場

やっぱり自分で作り出すのはまだ難しいので、作るのは基本親の仕事です。ただ、作りながら一緒に改造したり、喋れないながらも「ここに三角のやつ置いて!」みたいな指示をジェスチャーで出してきたりします笑

ちっちゃい現場監督と一緒に駐車場を作ってる感じがして結構好きな遊び方です。

くっつけて遊ぶ

マグビルドの塊

繰り返しにはなりますが、立方体のような形を作るのは難しいのです。ただ、磁石でくっつくという性質は変わっていて面白いようで、パーツ同士をくっつけて1つの塊にしているのは度々見かけます。 

巨大な塊を作れた時には「こんなにいっぱいくっついたぞ!」と自慢してくれます。

積み木の1パーツとして使う

磁石でパーツ同士をくっつけるという本来の遊びから逸脱して、もはや綺麗な積み木として使用されていることもあります。

マグビルドを積み木と一緒に遊ぶ

ブロック1枚単位で積み上げたり、親が作った立方体をでっかい積み木として使ったりしてくれます。

綺麗な作品が出来るから僕は好き。

冷蔵庫にくっつける

マグビルドを冷蔵庫にくっつける

磁石でくっつくのはもちろんマグビルドのパーツ同士だけではないので、冷蔵庫なんかにもペタペタくっつけることが出来ます。

1歳児にはまだ難しい遊び方も

立体図形を作るのは難しい!

四角、三角のパーツがあるので立方体、直方体、三角錐、四角錐等の立体図形を作ることが出来るのがマグビルドの魅力でもありますが、1歳児にはまだほぼ不可能な領域です。

これ、やってみると分るんですが、初めは大人もちょっと難しいんですよ(まじで!)。

磁力が結構強いので、適当に組もうとするとパーツ同士がぺちゃっとくっついちゃって、初めはホイホイと意図した形を作れないんです。

そんなこともあって、立体図形を作る際はまず立体の展開図を作ってから組み上げるのがセオリーなのですが、1歳児にそこまでの手先の器用さと図形の認識力はさすがに無さそうです。

お家とかお城とか作るなら、それは親の仕事になります。

くっついたブロック同士を剥がすのも少し難しい

磁力が結構強いので、ぴったりくっついたパーツ同士を剥がすのに力が必要です。1歳児にはこれが結構難しいので、よくくっついたブロックを持ってきて「剥がして!」とせがまれます。

マグビルドの引きはがし方

実は反対方向に引っ張って剥がすよりも挟み込んでスライドすれば剥がれやすいのですが、うちの子はこのテクをまだ身につけることは出来ていません。まあ、難しいわな。

「マグビルドスロープ」でピタゴラ装置を作るのは絶対無理

同シリーズのマグビルドスロープでは玉転がしをするためのコースを自分で組み上げてピタゴラ装置のようなものを自由に作れるのですが、これはまあ、普通に無理ですよね。

マグビルドで玉転がし
出典:キットウェル(公式)


うちで試してはいませんが、立体図形も作れないのにピタゴラ装置を自分で作成できるはずがないのは自明であります。

親が作ったピタゴラ装置で遊ばせるのは結構ウケるかもしれませんけどね。ただちょっと体重をかけたらすぐに崩れちゃうので、やっぱりちょっと難しいかな?

1歳児にマグビルドを与えて危険性は無いか?

おもちゃの対象年齢というのはその年齢で楽しく遊べるか?という内容に加え、誤飲や怪我などの危険性は無いか?という観点でもレーティングされているわけですが、対象年齢3歳以上のマグビルドは果たして1歳児が使用しても安全に遊べるのでしょうか?

指を挟んで少し泣いてしまうことはある

唯一ある危険(?)ポイントとしては指を挟むという点です。ただ、怪我するとかそんなレベルの話ではないです。

先にもご説明した通り、マグビルドの磁力はゆるゆるではなく、そこそこしっかり吸着します。

そうなるとたまに指を挟むことがあります。

マグビルドに噛まれる

…と言うと怖いのですが、実際には指が切れたり内出血を起こすレベルとはほど遠い力です。でも、指を挟んで泣いちゃうことはあります。

ほんのり甘噛みされてるようなレベルの痛みはあるのですが、それよりもパーツに挟まれて自分で外せないことにちょっとビビってしまうのかな?といった印象です。

臆病め・用心深いお子様が初見時に指を挟んでしまったら怖がって暫く触ってくれなくなる…なんてこともひょっとすると無くは無いかな〜と勝手に想像します。

割れ・欠けは起こりにくいと思われる

マグビルドはプラスチック製ですから、親として一番怖いのは破れたり欠けたりした際に割れ目が鋭利な刃物のようになって、それによって身体を切ったり突いたりしてしまわないかという点かと思います。

この点に関しては絶対のことは言えませんが、僕の所感としてはほぼ無いかなと思っています。というのも、マグビルド、ああ見えてかなり強靭です。

  • 10キロ強の全体重で踏んづけられる
  • 高所から落ちてきたトミカと激突する
  • 何度も投げられて床に叩きつけられる

…意図せずこんな破壊検査が我が家では日々実施されているのですが、表面に小キズが見られるだけで、今のところひび割れすら発生していません。

ちなみに広いネット上なら割れた報告があるのではないかと思い、少し意地悪ですが「マグビルド割れる」「マグビルド破損」等で画像検索もかけてみましたが、マグビルドのブロックが割れたり欠けたりしている画像は今のところ見当たりませんでした。

そんなこともあり、僕にはマグビルドが破壊されるイメージが出来ません笑

誤飲の可能性は極めて低いと思われる

マグビルドのブロックはかなり強靭であるとお伝えしましたが、もし、もしですよ。万が一割れたり欠けたりしたらそのブロックは即捨てた方が良いとは思います。

というのも、マグビルドの中に入っている磁石はネオジム磁石なので、これが取り出されて、且つ誤飲してしまったとなると流石におおごとになります。

万一にでもネオジム磁石を複数個誤飲してしまうと、最悪の場合体内で内臓を強力に挟み込んで取れなくなる…という想像するだけでゾワっとする事故が起こり得ます。

…と、極めて可能性の低いこわい事故の想定はいくらでも可能なのですが、先のご説明通りかなりの強靭さを備えているので、マグビルドが割れて、更に磁石が出てきて、更に飲み込んでしまうまでの最悪のシナリオが発生するのはなかなかイメージが出来ません。

突起や尖り、鋭利な箇所は無い

クオリティの低いプラスチック製のおもちゃってバリが残っていたりして、ともすればシュッと指を切ってしまうようなお粗末なつくりをしていることもありますが、その点マグビルドは問題なく、非常に良く出来ています。

マグビルドのパーツのアップ

危険な突起や鋭利に尖った部位は特にありません。

一番尖っているものと言えば、二等辺三角形のパーツの頂点程度です。

まとめ

マグビルドは1歳でも大丈夫?
  • 1歳でも十分に楽しんで遊ぶことが可能
  • 形を作るのは1歳ではまだ難しい
  • 品質が高く、安全性は高いと思われる

対象年齢3歳以上のマグビルドですが、親のお膳立てや子ども自身のアイデアによって、うちの場合は1歳児でも十分に楽しむことが出来ています。

この手のブロックおもちゃに遊び方の正解が無いというのも1歳児が楽しめるポイントになっているのかなと思います。

まだまだ不器用さんなので立体図形を作るといった「王道っぽい」遊び方はまだ出来ない場面が多いですが、徐々に上達していくのを見るのも楽しみの一つだったりします。

また、安全性についてもかなり配慮して高品質に作り込まれている印象があります。これなら信頼しても大丈夫だろうと我が家では結論付けています。

ただし、ものがマグネットであることは確かなので、万が一破損した・破損しそうな場合には十分に気をつけてあげれば良いと思います。

まあ、それってマグビルドに関わらずどのおもちゃでも同様に言えることかもしれませんけどね!

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