どうも、32年間アウトドアを知らずに生きてきた男、ととです。
夫婦と2歳児の息子の3人家族でデイキャンプを楽しむために道具を一式揃えました。
僕は全くのキャンプ未経験者なので、手持ちの道具は一切ありません。予算枠5万円で、どこまで充実のデイキャンプが出来るのか!?コスパ重視で頑張りました。
やりたいこと
夫婦+子ども1人でデイキャンプ
親子3人でデイキャンプをするのが目的です。ゆくゆくは泊りがけのキャンプもしてみたい夢はありますが、今そこについては考えないので、寝袋や照明はスルーします。
ひとまず日帰りでテントをどっかに立ててみたいのである。
バーべキューがしたい
デイキャンプというかバーベキューがしたいというのが実際のところ。
日陰無しで行われるバーベキューが非常にキツイことを大学時代に学んだので、ここはやはりタープなど、全員が入れる日陰が欲しいところです。
予算は5万円に収める!
予算は5万円以内に抑えます!気前よく一級品ばかり買っていくとすぐに予算オーバーしてしまうので、ネットで激安商品を掘り出してくる必要もあります。
大部分をコスパ重視でチョイスしています。
- 持っていないと快適性が著しく損なわれる必須級アイテムは必ず全て買う
- レビューの高い安定性のある高コスパ商品を買う
- ブランドとかメーカーにこだわりはほぼ無し
購入したもの
テント&タープ(LOGOS ナバホ Tepee300)
LOGOS(ロゴス)のナバホテントTepee300と、これに連結できるタープのセットを購入しました!
テントは探せばもっと初心者向きの激安商品がありましたが、デイキャンプ中のテンションを最も左右する要素になりそうな気がしたのでお店で見て一目惚れしたものを選びました。
キャンプテーブル(Moon Lence)
Amazonで人気の高コスパ商品を買いました。めちゃくちゃコンパクトで軽量なのでソロキャンパーに人気みたい。
後から判明したことだけど、複数人でバーベキューするためのテーブルとしては明らかに小さかった。
椅子2脚(キャプテンスタッグ)
激安の2脚セットを買いました。1脚でも売られているのですが、2脚セットでもさほど変わらない価格で売られているのを見てしまったのでセットで買うことにしました。
これが意外としっかりしていて、背もたれが大きくゆったり座ることが出来て、肘掛けがついていて、そこにドリンクホルダーもあって、おまけにリクライニング角度の調整までできる(しかも三段階!)。
組み立ても簡単。まずバラすパーツが無く一体モノだから設置の際は広げるだけです。難易度としてはパイプ椅子と同レベル。
デカくて重いのが最大の弱点。
バーベキューコンロ(コーナン)
コーナンの標準的なバーベキューコンロが初心者にとってはとっつきやすく、かつめちゃくちゃ安いのでコスパが良いと界隈で評判だという話を聞いて買いました。
めっちゃシンプルで、昔からよく知る「普通のバーベキューコンロ」という感じです。
足の高さが二段階に調整できるから立ちながらでも座りながらでも楽しめます。
炭の取り出し・追加ができる引き出しや焼き網の高さ調整などといった手の込んだ構造はありません。
コールマンのバーベキューコンロとかちょっと憧れたけど今回はスルーだ。
アウトドアワゴン(アドアプス sl-lc130-kk)
こちらも店舗で見たら2万前後するものが多い印象でしたが、お安いものを買いました。
普通に便利でした。高いの買ったらもっと便利なのかな?と思いつつ、これ以上何が良くなるのか正直初心者には分からないレベルで全く問題なく快適に使えました。
その他
- 木炭(3kg)
- 着火剤
- チャッカマン
- 肉焼き用トング
- 炭いじり用トング
加えて、デイキャンプ当日に食べ物の買い物と合わせてこのあたりも購入しました。
保冷剤やクーラーボックス、あと箸とか皿とか食器類は自宅にあったのでそれで対応しました。
考え出すと意外と色々な持って行く物があるんだなあ
結局総額はおいくらになった?
商品 | 値段 |
テント&ターブ | 25,250円 |
アウトドアワゴン | 8,780円 |
テーブル | 4,499円 |
椅子(2脚セット) | 4,003円 |
バーベキューコンロ | 3,999円 |
木炭(3kg) | 890円 |
着火剤 | 644円 |
チャッカマン | 200円 |
肉焼き用トング | 830円 |
炭いじり用トング | 350円 |
合計で…49,475円でした!!
クーラーボックスとか保冷剤持ってなかったら5万超えてましたね。お値段の半分はテントとタープが占めています。
次点でアウトドアワゴンがお値段を取ってるけど、これは無いと死ぬところでした。
ちなみに、もっと安く抑える方法は正直あります。テントとタープを選ばなければ、今回紹介したようなキャンプ一式の大半を格安で揃えたセット商品が存在するので、この手のセットを活用するのが最も安くで多くのものを揃えられると思います。
↑悩みに悩んだアイリスオーヤマの初心者キャンプセット。今回購入した商品の多くが含まれていて安く、デザインの統一性もある。
でも最終的に我が家はLOGOSのTepee300のナバホ柄のかわいさに心打たれてそちらを購入する運びとなりました。
荷物の容量はどのくらい?
我が家の愛車はホンダのヴェゼルというSUVですが、トランクはそこそこいっぱいになりました。
とは言え、もうこれ以上入らない!って程の満杯かと言われるとそこまででもないので、もう少し荷物が増えても多少は耐えられそうです。
ただ、しっかり隙間なくテトリスやってるみたいに積まないとゲームオーバーになるくらいのボリューム感はありました。
帰りの方が何かとかさばるから、現地にゴミを捨てられない場合は行きの次点で詰め詰めだったら要注意だと思いました。
デイキャンプはどうだった?
タープ立てるあたりで大苦戦しましたが、それも含めてすごく楽しめました。テントを立てた経験が人生通してほぼ皆無の初心者なので、屋外に自分の基地が出来上がってゆく感じが普通に楽しかったです。
テントやタープが自立した瞬間の喜び、自分で設置したタープの日陰でくつろぐ感じ、テントの中の少し窮屈だけどなんか安心する感じ、全部イイ!アウトドア、イイ!イエス!アウトドア!ノーテントノーライフ!
・・・と、いつかキャンプに慣れても初めてのこの純粋な感覚を忘れずにいたいものですね。
バーベキューコンロも広々で快適でした。もっとコンパクト化が求められた際にはもっと少し小さいサイズのバーベキューコンロでも全然楽しめると思うけど、今回はこのサイズ感のバーベキューコンロが使えて非常に快適でした。
飲んで食って駆け回って、ひとしきり楽しい非日常時間を過ごすことが出来ました。
失敗したポイント
大人の人数分の椅子があればよかった
僕たち夫婦にゲスト1名を加えて合計大人3人、2歳の子ども1人でデイキャンプをしたのですが、椅子は2脚のみ用意していきました。
テント立てるし、自分は肉を焼きながら疲れたらテントの端に腰掛ければいいかーと思ってましたが、一度地べたに座ると立ち上がるのが面倒になるので実際には基本ずっと立ちっぱでした。
ちょっと腰掛ける超コンパクトな椅子でもあれば疲労度がだいぶ軽減されたかもしれない。
慣れないテント設営に加え、ずっと立ちっぱだったので実は疲労が溜まっていたらしく、この日は泥のように眠りました。
もう少し広めのテーブルがあれば快適
大人が3人いるバーベキューをやって、あのテーブル1つは明らかに小さかった…!!
皿を3つ置いて少しこまごまとした物を置けば大体スペース終了です。二人以上で使う代物じゃなかったかも。
ただ、2つ買って連結用のオプションも用意しておくと一気に広いテーブルになるので、それはアリかもしれない。なんてたってこのテーブルは超コンパクトだったので…
今後でかいテーブルを買うべきなのか、これの2つ目を買って連結させるのがいいか、悩み中です。
椅子はコンパクトさも重要
激安の2脚セットで買った椅子、お世辞にもコンパクトではないですね。折りたたんでもそこそこ重くてデカいです。
今はまだ道具が少ないので問題ありませんが、今後更に物が増えるとコイツのデカさが仇となって荷物が車に入り切らなくなる可能性があるなーと思いました。
前述の通り椅子は買い足したいと思っていますが、追加分では選ばないですかね。
ただ、座り心地は良いですし、車やアウトドアワゴンに乗せきれる現時点においてはすごく満足しています。
なくてもよかったもの
鋳造ペグ
付属のペグはしょぼいと聞き続けて、テントの購入画面では「こちらの商品もよく一緒に買われています」と表示される鋳造ペグ。
前日まで悩み続けたけど、今回は買わなくても大丈夫でした。というのも、地面が草原でゆるゆるだったので強靭なペグが必要とは思いませんでした。
強いて言うなら、付属のペグは先端がちょっと曲がっているだけなので、紐をしっかり引っかけておくことが出来ず、何度か風ですっぽ抜けてしまうシーンがありました。
ペグハンマー
前述の通り地面ゆるゆるの草原だったので、ハンマーはいりませんでした。一応家からトンカチを持っていっていましたが、付属のペグハンマーすら必要なく、最終的には横着して足で踏みつけてペグを地面に埋め込んでいました。
キャンプ用耐熱グローブ
炭をいじるなら必要かな?と思いましたが、直接炭を触ったり、長時間高温に晒し続けられることもなかったので、耐熱グローブは今回のバーベキューでは必要ありませんでした。
網を移動するシーンもあったので、あれば便利だったかもしれませんが、トングと軍手で全然どうにかなりました。ひょっとすると一度手に入れると虜になるのかもしれませんが、現状しばらくは必要ないかなあと思っています。
火吹き棒
炭に火をつけるのは着火剤に頼り、あとはごり押しで炭を増やしていけば快適に肉を焼くことが出来たので、特段火を強めるための措置を取ることはしませんでした。
隣のテントの人が火吹き棒でふーふーボーボーしていたので、あると実はすごく効率的になるアイテムなのかな・・・?とは思うものの、初めてのデイキャンプやバーベキューにマストで持っていく必須アイテムではないなと感じます。
まとめ
以上、キャンプ初心者がデイキャンプ・バーベキューをするためにほぼイチから買い揃えたレポートでした。
大人2人と2歳児1人の想定で、最低限のキャンプギアを揃え、5万円の予算に収めることが出来ました。
ただし、時には友達を呼んだり家族を呼んだりして人数が増える可能性があるので、そうなるとテーブルをもう少し大きくしたい、椅子を増やしたいと考え始めると思います。
なので近々もう少しお金がかかることはあると予想します。
それでも5万円の初期投資で家族全員で新しい趣味を始めることが出来ると思うと、なかなか高コスパだなあと改めて思いました。
これからキャンプグッズを揃える方の参考になれば幸いです。それでは!