どうも、妻にいつも蘇生してもらってるととです。
我が家は夫婦共にゲーマーです。夜はAPEXをするのが日課です。
有り難いことに仲良くゲームすることが出来ているのでゲーム中に夫婦喧嘩に発展することは皆無なのですが、検索すると出てくること出てくること…
APEXが原因で夫婦喧嘩。
それゲームじゃなくて人格の問題じゃね?という事案も多々見受けられますが、今回はゲームへの向き合い方や些細なコミュニケーションの取り方で二人のあり方を変えられるかもしれない、僕たちとと・ちゃーちゃん流の円満の秘訣をお伝えします。
APEXを夫婦・カップルで喧嘩せずにやるコミュニケーション術
基本的にゲームにおけるギクシャクって、上手い方の人が原因であることが多いように感じます。
だからゲーム上手い方の人が配慮をすることで多くの紛争は解決するのだと思いますが、それが出来ないから悩む人が生まれるんですよね。
今回は上手い方から歩み寄る方法だけでなく、下手な方の人からコミュニケーションのしかたを変えることで揉めるのを防げるかもしれない方法をご提案します。
ゲームをする理由を考える
皆さんは御夫婦で、カップルでなぜゲームをしていますか?
「上手くなるため」なら回れ右です。それなら時には対立・喧嘩しながらでも互いに意見を交換しながら技を磨くべきです。
ただ、多くの人は「2人で楽しい時間を満喫したいから」「パートナーと一緒に何かを楽しみたいから」ではないでしょうか?
これ、二人いたら多分うまい方の人が忘れがちなことなのだと思います。最初は楽しくまったりやりたいだけだったけど、気付いたら高みを目指していて、足を引っ張る下手な方を責めてしまうといった具合。
Yahoo!知恵袋や発言小町等でよく見受けられる相談としては、大概男性側がゲーマーで、女性が夫・彼氏に誘われてAPEXを始めてみたけど、上手な相手に「足を引っ張るな!」みたいな叱責を受け続けるパターンです。
今一度、我々は何を望んでゲームをしているのだろう?と見つめ直してみると良いかもしれません。
プレイスタイルを合わせる
APEXにおいては二人の間でプレイスタイルが異なっていると対立の要因になると僕は思います。
1人はガンガン詰める派、一方でもう1人は慎重派なら全く足並みが揃いません。
円満にAPEXをやるには少し自我を抑えてでもどちらかがどちらかに合わせる必要があると思います。上手い方の人が下手な方に合わせるのが理想的だと思いますが、ゲームでギクシャクする間柄で下手な方から「私に合わせてよ!」と言うのはなかなか難しいでしょう。
そんなわけで、上手い方からプレイスタイルをあわせる方法、下手な方からプレイスタイルをあわせる方法をそれぞれ整理しました。
上手い方が合わせる
上手い方の プレイスタイル | 下手な方の プレイスタイル | 合わせ方 |
慎重派 | 積極派 | 一旦一緒に突っ込んであげて死にまくる経験を一緒に積んであげる。段階的に慎重に動いて良い塩梅を探り、ならす |
積極派 | 慎重派 | 己の発砲衝動を抑え、一緒に慎重に行動してあげる。相手が過度に芋る場合は「いっせーのーで!で飛び出そうか!」と誘うのも手。 |
間違っても「おい!突っ込むな!」とか「はよフォロー来いや!」とか、命令形を使っちゃダメ。
下手な方が合わせる
下手な方のプレイスタイル | 上手な方のプレイスタイル | 合わせ方 |
慎重派 | 積極派 | 「たぶん死ぬけど、同じノリで戦闘に参加してもいい?」と戦闘前に予防線込みで握っておく。言ったからには相手と一緒に突っ込む。 |
積極派 | 慎重派 | 常にパートナーの半歩後ろを歩み、自分が一番槍になることをやめる。戦闘開始タイミングの指示を仰ぎ、従う |
APEX初心者の方は死ぬのが怖いから過度に慎重になってしまうパターンと、どう動けばやられるのか分からないから突っ込みがちになるパターンの両極に分かれがちです。
相手のプレイスタイルに合わせるつもりがあることを示しつつ、普段と違うことをするから上手くいかないかもしれないことを認識しておいてもらうことが重要なのではないかと思います。
たまにふざけた遊び方をする
お互い得意キャラを選択してランクリーグで本気で勝ちに行くから、負けたりうまくいかなかった時にギクシャクするのではないでしょうか。
負けて雰囲気悪くなったけど悔しいからまた本気でランクリーグ、また負けて意地になってランク、と繰り返しているとどんどん雰囲気が悪くなっていく。そんなケースが多いようです。
幸い今はミックステープという素晴らしい箸休めモードがあるので、活用しましょう。
また、「センチネル縛り」とか「苦手キャラ縛り」などの遊び心をたまに入れてプレイするのも熱くなりすぎた時のいい箸休めになります。
3回嫌な負け方したら別のことする、みたいなルールを決めておくと良いかもしれません。
我が家でも負けが込んだらカジュアルでヤケクソ直下降り祭りをしてガス抜きをしていました。
ランクリーグはやらない
ランクになると昇格・降格がかかっているからついガチになってしまう、という相談はネット上でも多く見られます。
2人でAPEXをする時はランクをしない、とキッパリ決めてしまうのも一つの手段かもしれません。
やはり次のランクに到達したい!という目標を持ってしまうと、目標達成を阻害する要因が相手にあると感じた際にはイラついてしまうでしょう。そういう人は目標の無い世界に移動した方が純粋な遊びとして楽しめるような気がします。
ついでにキルレの高みを追い求めるのもやめた方がいいとは思うよね。
相手がどうすべきだったか言わない
「あーー今のフェニキ巻く前に絶対蘇生すべきだろー」
「野良の人と2人で死にかけてたから早くこっちに来て欲しかった!」
「だから左から迂回しようって言ったじゃん!」
死んだ後に相手がどうすべきだったか言うのはまじでやめましょう。上手い人が下手な人に言うのはもちろん、下手な人が上手い人に言うのもダメです。
自分がどうすべきだったかを言う
とは言え…ずっとやってるゲーム、せっかくならちょっとは上手になりたいですよね。そうなるとやはり敗北後の振り返りは大切です。
夫婦・カップルでギクシャクせずにAPEXをやりたいなら、敗因を振り返る際に敗北の原因を他人に求めず、自分の行動だけに言及するようにしましょう。
敗北の原因を他人に求める | 敗北の原因は自分の行動にある |
---|---|
早くフォローに来て欲しかった! | 突っ込みすぎちゃった |
あそこでウルト使って欲しかった! | あそこでウルト使ってって言ってあげればよかった |
突っ込みすぎ! | フォローに間に合わなかった |
どうすれば良かったかを相手に聞く
前述の通り、立ち回りの指摘が喧嘩の火種となるケースが多々見受けられます。指摘されたけどこっちにもこっちにしか見えていない状況があって、話に折り合いが付かないから喧嘩になるのでしょう。
敗北後、相手の指摘から会話が始まるとギクシャクする可能性があるので、言われる前に相手に聞いてしまえば相手の指摘したい欲求を満たしてあげることができ、且つ「ダメ出し」ではなく「アドバイスをもらう」という形でコミュニケーションが取れるので円滑です。
(指摘からの喧嘩) | 悪い会話例(上手い方に教えを請う) | 良い会話例
---|---|
「今のは回復する前にフォロー入ってくれなきゃ」 「いや、死にかけだったしあれじゃ絶対撃ち負けるもん」 「でもさっさと来てたら敵の背後取れたっしょ」 「いやそれでも勝てないって」 「あ?」 「は?」 | 「今のって行くの遅かった?」 「あー、回復せずに来てくれたら勝てたかも?」 「でもダメージ受けた状態で勝てるか自信なかったなー」 「まあダメージ具合とか敵との位置関係にもよるよね。今のは多少ダメージ受けてても勝てるチャンスに見えたかな。」 「そっか〜」 |
あ、あくまで理想ですよ!左の会話する人がすぐ右のような会話するようになるとは思えませんが、それでも会話がダメ出しからスタートするより、アドバイス・検討で始まったほうが傷は浅いと予想します。
PvEゲームに移行
それでもだめなら。
APEXのような、マッチングした人同士で争うゲーム(PvPゲーム)は負けた時の悔しさが大きいです。故に熱くなりやすく、腹も立ちやすい。
画面の向こうの人間がほくそ笑んでると思うと、ね。
いっそPvPのゲームはパートナーと一緒にやるのをやめ、人と戦わないモンスターハンターのようなPvEゲームに移行するのも手です。
まとめ
僕の愛するゲームで喧嘩をしている夫婦・カップルが存在することが悲しすぎてこのような記事をしたためました。
指摘・ダメ出ししてしまうことで喧嘩してしまうなら今一度パートナーとゲームをする理由を見つめ直し、アツくなりすぎないように己を律しましょう。
負けた時に嫌なことを言われて喧嘩してしまうならコミュニケーションの取り方を制御し、嫌な言い合いにならないようにうまく誘導しましょう。
そして、二人のプレイスタイルを徐々にうまく擦り合わせて、阿吽の呼吸で連携できるようになれば安泰に近づくと思います。
ちなみに、エゲツない罵倒を受けるとか、暴力を振るわれるとか、パートナーがそのレベルの狂人だったらこの記事の内容では残念ながら救えません。
もはや人格の問題なので、一緒にゲームをやることを辞めるのをオススメせざるをえません。
皆様のよきゲームライフをお祈りしています。